ノミ取り用のシャンプーでは解決できない?

シャンプー中の犬

犬などのペットにノミが寄生するのを完全に防止するのは事実上困難です。
駆除剤を塗布しても効果がでるまでに24時間から48時間程度の経過を待たなければなりません。
効果が現れるまでに愛犬がかゆみに苦しんでいる姿を目の辺りにするとかわいそうなものです。
緊急措置としてシャンプーで皮膚に寄生している成虫と卵を取り除いてあげることが効果的です。

また寄生虫の糞などはアレルギー症状の原因になるので、アレルギー対策の点でもノミ対策は重要です。
ただしシャンプーを効果的に使用するためには、その特徴を理解して対策を万全なものにすることが重要です。
そこで寄生虫対策の効果的なシャンプーの使用法やポイントを御紹介しましょう。

まず用意するのはノミとりシャンプーと、専用ブラシやコームにすすいだ後にすぐに乾燥させるためのタオルやドライヤーになります。
そして食器用の中性洗剤が入った容器も用意しておきます。
シャンプーが苦手な犬の場合、いきなり洗い始めるとびっくりして噛みつくことがあるので、動作はゆっくりと刺激を与えないようにして、ぬるま湯をはった犬用のバスタブでリラックスした雰囲気の中で行うのがポイントです。
ノミは水が大の苦手なので、水にぬれまいと必死に逃げ回ります。
なので耳や顔に逃げ込まれると処置が面倒になります。

そこでまず耳の後ろから首元にかけてシャワーをかけるようにしてあげて下さい。
この時大事なのは表面だけでなく毛の根元までしっかりぬらすようにすることです。
そしてしっかり泡立ててから首の周りから洗いはじめます。
これは寄生虫が水から逃げ出そうとしても泡のブロックで顔や耳に侵入することを防ぐ意味があります。
頭にノミが逃げ込まないようにカバーできたらお尻周りやお腹なども十分に泡立てて全身に泡が行き渡るように心がけます。
優しく驚かせないように洗っていれば犬が驚いて噛みつくリスクも軽減できます。

この時背中にのみが逃げていくように下から上に水でぬらすようにします。
背中には気絶したノミが集まっているのが見えるはずです。
ここでブラッシングを行うことでペットから成虫は落とせるわけですが、気絶しているだけなので再び寄生してかゆみが再発する可能性があります。
気絶しているノミも先ほど用意しておいた中性洗剤に落としてしまえば殺虫することが出来ます。
気絶したノミは確実に落とせるので、ブラッシングを丁寧に行えば寄生したノミも一網打尽にできます。